楚の若き千人将・項翼(こうよく)まとめ

信の一撃を止める項翼

※この記事は「キングダム」コミックス53巻までの内容をもとに、2019年4月3日に執筆しました。また、少しだけ史実について触れています。

この記事では、楚の千人将項翼(こうよく)についてまとめます。

目次

項翼(こうよく)とは

項翼は、コミックス24巻で初めて登場する楚の千人将
秦の若き千人将、信・蒙恬・王賁と同世代です。楚の雷轟(らいごう)という異名を持つようですね。
ちなみに楚には項翼の他に、白麗(はくれい)という同世代の千人将が存在します。

項翼初登場
(出典:キングダム 24巻76ページ/著者:原泰久/出版社:集英社)

性格は基本、ふざけています。

飛信隊を威嚇する項翼
(出典:キングダム 24巻64ページ/著者:原泰久/出版社:集英社)

秦への威嚇のために前線に送り込まれている項翼ですが、こんな威嚇の仕方は多分、上官たちは求めていないのではないかと…

それにしても酷い(幼い笑)威嚇の仕方です。まるで小学生男子。笑
そんな楚の項翼ですが、後の対戦では信達に勝るとも劣らない武の力が描かれます。

項翼(こうよく)は実在した人物なのか?

そんなおふざけキャラの項翼ですが、史実に存在したという記録は残っていないようです。
ただし、彼の項という姓は、項燕や項羽(項籍)など、大将軍を代々輩出している楚の名門一族と同じです。
まだ作中で明言はされていませんが、項翼もその一族なのかもしれません。

項翼(こうよく)の登場・活躍シーンまとめ

敵国楚のキャラクターなので、信・蒙恬・王賁ほどクローズアップはされていません。
が、すでにその確かな武力や勝気な性格は作中で何度も描かれています。

信の背後からの一撃を後ろ向きのまま止める項翼

信の一撃を止める項翼
(出典:キングダム 24巻68ページ/著者:原泰久/出版社:集英社)

初登場からふざけた姿ばかり見せている項翼ですが、威嚇にキレた信の背後からの一撃を後ろ向きのまま防御します。
これには信も、「俺の一撃を止めやがった しかも後ろ向きで」と警戒。
項翼の武力の高さが垣間見えるシーンです。

…それにしても信は、上からの指示を無視して項翼に一撃喰らわそうとでもしたのでしょうか。
それが信の良いところでもありますが、でも…だとしたら、

信のアホさに驚く項翼
(出典:キングダム 24巻69ページ/著者:原泰久/出版社:集英社)

ちょっとこの項翼さんに同感、という気もします。笑

手強い蒙恬に対し、愛刀の莫耶刀(ばくやとう)を抜く項翼

合従軍戦が開戦してすぐ、秦の同世代武将である蒙恬の軍(楽華隊)と対戦。

蒙恬を斬ろうとする項翼
(出典:キングダム 26巻119ページ/著者:原泰久/出版社:集英社)

ものすごいスピードで蒙恬を一太刀!かと思いきや蒙恬にかわされました。
蒙恬の教育係であり、楽華隊の副長でもあるじぃ(胡漸・こぜん)が涙を流して絶叫していますので、誰もが「やられた!」と確信するくらいのスピードだったのでしょうね。さすが蒙恬。

その後も戦いは続き、ついには王賁も登場します。
そして王賁・蒙恬を「手強い」と判断した項翼は、愛刀の莫耶刀を「じゃじゃーん」と言わんばかりに

莫耶刀を抜く項翼
(出典:キングダム 26巻163ページ/著者:原泰久/出版社:集英社)

抜きました!
なんでも、「中国史”五大宝剣”」の一つであり、「その刃に斬れぬものはなく、斬られた傷は一生ふさがらぬ」と言われているそうです。

その武力に期待されて授けられたのか、名家である項家に代々伝わる刀なのか…
いずれにせよ、項翼がただ者ではないことが分かる描写ですね。

臨時五千人将になり、騰と互角に戦う項翼

騰を挑発する項翼
(出典:キングダム 29巻30ページ/著者:原泰久/出版社:集英社)

目論見通りに騰を釣り、なんと一騎打ちでも互角にやりあいます。
楚軍退却の命令を無視して戦い続けた項翼ですが、決着することなく仲間に退却させられます。

頭がちりちりになった騰
(出典:キングダム 29巻200ページ/著者:原泰久/出版社:集英社)

騰の髪型が大変なことになってしまいました、ホカホカしてる(笑)

禍燐にも臆せず意見する項翼

禍燐に意見する項翼
(出典:キングダム 29巻201ページ/著者:原泰久/出版社:集英社)

鬼将軍禍燐にも、自分の意見を臆さず物申し、食い下がります。
自分の新年にまっすぐで愚直な性格は、どこか主人公の信を彷彿とさせますね(ちょっとおバカなところも…)。
禍燐もそんな項翼に、「こいつはバカだが無能じゃない」一目置き始めます。
でもやっぱり、バカって言われてる…

楚の若き将・項翼は今後信の強敵になる可能性大

項翼の活躍シーンをまとめました。
史実では、秦が中華統一を成す際に楚と激戦を繰り広げます。
その時にまた、信と項翼の熾烈な戦いが見られそうですね。

今後も項翼の活躍(とおバカ発言)を楽しみに、キングダムを楽しんでいきたいと思います!

 

 

 

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